ルモンコースを足つきなしでのぼり切れたらロードバイクを引退すると宣言して
まさかのミスコースで引退延期中のダイドウさん
引退ライドのやり直しをする事になりました。
職場の自転車部 team DAIDO
ダイドウ、ガッチさん、ナカジ、私の4名でルモンに行く予定でしたが
せっかくなので賑やかにしようと
Twitter や LINE を駆使して緊急招集
グルメライダースから
隊長、タクミくん、龍さん
LOKO Bicycleから
Fujibayashiさん、Sanoさん
が参加してくれました。
ありがとうございます。
都合によりSanoさんが出発直前に離脱。
せっかく来て頂いたのに残念です。
早速スタート
ダイドウさんは最後尾から。
他のメンバーはさっさと先にのぼって行きます。
しかしダイドウさんは追いません。
タクミくんに置き去りにされても全く動じません。
小学生に抜かれたけど追わないの?
と尋ねても
足つかないのが最優先なんで!と即答
足つきなしで完走するために
何があってもマイペースに徹する様です。
私もダイドウをおいて先に行っても良いんですが
もし
万が一
何かの間違いで
彼が頂上までのぼって来た時
足をつかなかったことを誰が証明するのか?
ダイドウさんの超絶低速クライミングは
下手にマネをすると立ちゴケを招くリスキーな走りです。
だがいいだろう『歴史』には常に証人が必要だ by 東堂尽八
弱虫ペダル GLORY LINE 第24話
ならばその役目
私が引き受けよう ( ・`ω・´)キリッ
今日は自分の練習を犠牲にして
ダイドウとともにルモンのゴールを目指すことにしました。
前回の引退ライドでミスコースした
コース序盤の曲がり角も無事クリア。
ここから
本当の戦いが始まります。
つづら折りの急勾配
今まで話しながら走っていましたが
途端に無口になります。
そういえば
本当に苦しくなってから自分との対話が始まるんですよ
とmasashiくんが言ってたな。
絶賛対話中のダイドウさん
紅葉が美しいですが
自分との対話に精一杯の彼に
そんなものを見てる余裕はない様です。
そろそろ中間地点
もはや話しかけても返事は返ってきません。
しかも見る見るうちにスピードダウン
これ以上ゆっくり走ると立ちゴケするんじゃないか?
時速は
4km/h!
しかも道の全幅をフルに使った超蛇行
自転車や車が降りてきたら危ないので
横について蛇行をさえぎると
蛇行したい…んで…どいてください。
と嘆願されます。
見れば扇風機なしでローラー台を回したのかと思うほどの大汗。
上着のファスナーを下ろす様に言いましたが
手が離せないので無理だそうです。
必死なところすまんが
わし
1ミリたりとも汗かいてないんだが
さっきから腰も痛みだした様です。
そろそろ限界かな
と思ったそこに
みんなが迎えに来ました。
どうなの?
え!足ついてないの?
ホントに?
全員が一様に驚きの表情です。
ダイドウを先頭にメンバーが集まります。
まるで凱旋パレード
そして
その瞬間はやって来ました。
遂にフィニッシュ
足つきなしでルモン完走です。
おめでとう!!!!
皆んなの歓喜の声の中
ダイドウは安堵の表情を浮かべながら
静かに崩れ落ちて
動かなくなりました。
もはや事故現場です。
とりあえずダイドウの回復を待って駐車場に移動。
今日の反省会と
次のライドの企画を済ませました。
さて
ダイドウは公約通りにロードバイクを引退したのか?というと
なぜかやる気を見せて
更に引退延期となりました。
隊長のアドバイスでサドルのポジションを変えたらしっくり来たらしく
自分の伸び代を感じたみたい。
自転車仲間が減らなかったのは喜ばしいことです。
それに
これだけいじり甲斐のあるキャラクターは
なかなかいませんからね。
さあダイドウさん
次回はどこかの峠にコーヒーを飲みに行くよ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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梵天丸
コメント
コメント一覧 (2)
楽しかったです!!
次はダイドウさんに配慮して緩めの坂ですかね?(笑)
こちらこそ、急な告知にも関わらず参加して頂いてありがとうございました。
ダイドウさんは甘やかすと堕落するので、少しずつレベを上げて行く予定です(^^)
その時はぜひご参加ください。