2016年04月


GWが始まりました。

しか〜し、我が家にレジャーの予定はないです。
長男はクラブのサッカーが忙しく、私も何日か休日出勤が入っていて、家族が揃って休みの日がありません。

こんなに天気が良いのに、もったいないね (´・ω・`)
などと思っていると、職場の自転車仲間 ガッチさんから突然の招集が。「明日昼から金勝山(こんぜやま)〜信楽あたりへ行きますけど、どうですか?」

ガッチさんは、いつもお誘いのタイミングが素敵すぎです。もちろん行きます!



メンバーは、ガッチさん、みのっち、私の3人。
みのっちの愛車は年季の入った ARAYA MuddyFox。学生時代から使っているMTBの名車です。26インチのタイヤはロード用を装着。シートはフィジークのアリアンテ、ペダルもスピードプレイに変更と、なかなか渋いドレスアップです。
このバイクでガッチさんと一緒に、ビワイチに行ったという事なので、なかなかの脚力と見ました。

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(写真は2年ほど前のものですが)
パーツが無さ過ぎて自転車屋に引退を勧められてるそうでが、もうしばらくは、現役を続行するそうです。


今日は、金勝山〜信楽〜アセボ峠という山岳主体のルート。前に一人で遠征したコースです。
滋賀県野洲市、近江富士と呼ばれる三上山の麓にあるLAWSONから出発です。

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栗東の金勝山に向かって走ります。途中、JRA栗東トレーニングセンター前を通過。大型の馬運車がガンガン出てきます。そういえば、今週は天皇賞(春)ウィーク。

最近は競馬から離れていますが、結構ハマっていた時期もありました。サクラローレルとマーベラスサンデーの壮絶な叩き合いを外から差し切ったマヤノトップガン。1997年の天皇賞(春)は、長距離レースらしい駆け引きが見られた名勝負でした。



さあ、金勝山アタック開始です。

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MuddyFoxが名車と言ってもMTB。車重はおそらく13〜14kgはあるでしょうし、ヒルクライムに向いている筈はありません。

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まだこの頃は、みのっち も元気でしたが…


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中盤まで来た時「ふくらはぎ攣りました〜」

午前中に子供とアスレチックに行って、午後からヒルクラというハードスケジュールがこたえたのか、1本目の山から脚部不安(競馬用語)のトラブル。エアーサロンパスを吹きながら上りますが、ついて来るのは辛そうです。


とりあえず、上り坂もあと少しなので、ガッチさんと頂上付近にある道の駅「こんぜの里りっとう」で待つことに。

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みのっち 来た!
「こんぜの里りっとう」の直前は、押してくるのも大変な勾配ですが、頑張って上ってきました。



こんぜの里でひと休み。回復を待って信楽に向かいます。下りで休憩も出来るし、信楽に入ったら平坦路主体だった様な気がします。

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と、思ったけど、結構アップダウンありますね(^_^;)平坦路は遅れることの無かった みのっち ですが、上り坂に差し掛かるとガクッとスピードが落ちます。

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しばらく、彼が付いてこれるぐらいまで速度を落として走ってましたが、難関はここから。

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アセボ峠の入り口です。

そして、ついに
「マイペースで行くので、先に行って下さい」という言葉を残して、みのっちは散って行きました。

みのっちぃぃ!!

スマン、先行ってるわ w



ガッチさんと話しながらゆっくりと上ります。
ガッチさん曰く、アセボ峠は優しい峠道だそうです。疲れてきた頃に勾配が緩くなって休ませてくれる、上品な峠なのだとか。

なるほど、そう言われるとそんな感じです。それなら、疲れた後半に更に勾配がキツくなる金勝山は、かなり凶悪な部類です。


アセボ峠に到着です。ここで、みのっちを待ちます。

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親切な落書きだな。




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みのっち合流です。ふくらはぎだけでなく太ももまで攣って、エアーサロンパスが無くなったとか。

ここからは本当に下りと平坦路だけ。
ゆっくり行きますか。

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ゴールのLAWSONに到着。
後ろの山が近江富士こと三上山です。

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みのっち、お疲れさんでした。
今日は散々でしたが、元々この自転車でガッチさんとビワイチにも行く脚力の持ち主です。ロードバイクに乗られたら多分負けます。早くロードバイク買え!

ちなみに、今晩から福井まで釣りに行くとか。
足攣った後は海釣りですか?まったくタフな男です。




ぼんてんまる


ショックな出来事

実は、先日のキタイチに行く直前に気が付いたんですが、ひと月前に買ったばかりのタイヤ、コンチネンタル Grand Prix 4000S2 に何やら傷らしきものが。

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これは、もしかしてサイドカット?(゚Д゚;)!!ガーン


基本的には
サイドカット=タイヤ交換 ですよね。


GP4000S2 はちょっとお高いけれど、耐パンク性の高さや、5000kmでも走れると言われる抜群の耐久性で評判のタイヤ。きっと長持ちしてくれるはず、と無理して買ったのに…それが、たった200km程走っただけで、こんなにあっけなく終わってしまうのかorz


ロードバイクはスピードが出る乗り物だし、命を預けているタイヤに不安があるなら、やっぱり交換するべきなんでしょう。サイドカット自体は 運が悪かった と諦めるしかない。


問題なのは、このままキタイチに行くのはヤバイけど、たちまちタイヤ買うお金もないって事です。



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幸いにして切れてたのは表面だけ。貫通はしてないし、サイドカットとしては軽微な状態でした。この状態で少しの間走っててパンクしてない訳で、傷口が広がって裂けてしまわない様に、裏側から補強しておけば何とかなりそうです。

今回は応急処置で乗り切る事にします。



サイドカットの応急処置と言えば、タイヤとチューブの間にお札やガムテープなどを挟み込んで、チューブを保護するというのが定番です。専用のアイテムがあったので、キタイチに間に合う様にAmazonでポチりました。

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PARKTOOL(パークツール) タイヤブート TB-2C

3枚が1セットになってます。
厚みは約0.4mm。表面は硬めのフィルム生地で、裏面は弱粘着テープになってます。これをタイヤとチューブの間に挟んで補強します。



早速、貼り付けてみました。
残りの2枚は不測の事態に備えて、パンク修理セットに入れておきます。

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おぉ!傷口の広がりが少しましになってる!
これなら効果ありそうです。



ところが

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写真では分かりにくいですが、よ〜く見るとブートのエッジ部分がタイヤ表面に浮き出て、トレッドに少し角が出来てます(矢印の部分)。このまま走ったら、タイヤが回る度にボコボコと振動するのが目に見えてます。

ライド途中の緊急修理なら仕方ないとしても、このまま走りに行く訳にはいきません。


ならば、カットしてサイド部分にだけ挟めば、何とかなるかも?

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うまくいきました!
トレッド面の角は無くなりました。


とりあえず、この状態で150kmのキタイチを無事走破。その後も何度か走ってますが、今も傷口は広がってないです。
表面が切れただけなので、これ以上傷口が広がらなければ、このまま使えるかな?という気もします。

もう少し様子を見てみようかな。



ちなみに「タイヤ」「サイドカット」で検索するとGP4000S2 のネタが結構ヒットします。もしかすると、このタイヤはサイドカットには弱いのかも。




ぼんてんまる



ガッチさんの誘いで職場の自転車仲間とキタイチ中。桜の名所、海津大崎に向かいます。

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海津大崎は琵琶湖有数の景勝地で、琵琶湖八景の1つに数えられています。さらに、「日本のさくら名所100選」にも選ばれてい る桜の名所でもあります。

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さすがは桜の名所。桜並木が4kmに渡って延々と続いています。家の近所の桜が先週末に満開だったんで、心配してたんですが、ほとんどの木が葉桜です。



「やっぱり1週 遅かったかぁ」とあきらめかけていたら、一本だけ満開の桜がありました!

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売店前の枝垂れ桜。

僕らが来るのを待っていてくれたんだ…と勝手に思い込みます。せっかくなんで、みんなで揃って写真を撮ってもらおうと、売店の方に撮影をお願いしました。

「念のため2枚撮ったから」という心づかい、ありがとうございます。


1枚目
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2枚目
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2枚とも残念な感じですが…まぁいいか(^_^;)


しかし、海外からの観光客が多いです。ここは日本人男性の親切さを世界にアピールしないと!と言うことで、二人組の中国人女性の撮影をしてあげて国際親善しときました(ナンパじゃないよ)。


桜がほとんど散っていたのは残念でしたが、ちらちらと桜吹雪の舞う中でのライドもオツなものです。
走行距離は100kmを超えて全行程の2/3を経過。ここから、びわ湖を南下してスタート地点の守山に向かいます。




湖西路を行きます。

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あくまで個人的な感想ですが、ビワイチで走る湖西路、特に高島市辺りは忍耐の道です。
湖南エリアからスタートすると、そろそろ疲れがピークになる頃。景色も単調に思えてきて、休憩ポイントのコンビニから次のコンビニへの移動という感じになってしまいます。



この先の見所といえば、新旭の風車村、高島の白髭神社あたりでしょうか。

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新旭風車村

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白髭神社(大鳥居)

どちらも信号機が少ない直線道路の途中にあります。早くゴールにたどり着きたい思いで、高速巡航してる最中に通りかかるので、いつも通過する場所になってしまいます。


しかも、ガッチさんが引きだしてから、巡航速度がグングン上がってますよ。ここまで100km以上走って来たとは思えないスピードでこれらのポイントを走り抜けます。



さすがに疲れた。
やっと休憩ポイントのセブンイレブンに到着です。

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ガッチさん曰く「いつもなら何人か はぐれるんだけど、今日は大丈夫だったね〜」

ロングライドの平地でメンバーをちぎるのか…なんて無慈悲な人なんだww



休憩していたセブンイレブンの脇から県道307号線に入ると自転車道があるので、そっちに行きます。

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この自転車道、びわ湖レイクサイド自転車道 なる名前が付いています。JR湖西線の線路沿い区間は、クネクネと曲がり角が多くて走り易いとは言えませんが、道幅が広くない割に車が多い国道161号線よりは断然安全。ここまで来るとキタイチもそろそろ終盤です。



最後にカフェ ロヴィニで休憩&早めの反省会です。

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ロヴィニはサイクリスト大歓迎のカフェとして、滋賀のサイクリストの間では割と有名なお店です。

マスター、シェフ自身もサイクリストだそうで、サイクルラック設置はもちろん、店内でシューズを脱いでくつろげる様にスリッパの貸出し、空気入れ、ボトルへの給水サービスなど、サイクリストにとっては、まさにオアシスと言える癒しのカフェです。

この日は早じまいだったみたいで、閉店間際に駆け込んだにも関わらず、親切な接客ありがとうございました。『こどもの日BINGOイベント!!』で3DS当たったら(当らなくても)また来ます!



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やっとゴール。
琵琶湖大橋を越えるとキタイチ完了です!



なかなか、刺激的で楽しいキタイチでした。
今度はビワイチですか?遠征してアワイチも良いかも。ガッチさんにちぎられない様に、鍛えておかないとね。




ぼんてんまる


伊吹山ヒルクライムが終わった後の目標をどうしょうか?と考えていたところに、職場の自転車仲間のガッチさんから「キタイチ行きませんか?」と誘われました。

キタイチはびわ湖の北湖一周で、距離は約150km。
ビワイチはびわ湖一周で、距離は約190kmです。


しかも、この時期なら、滋賀県でも有数の桜の名所である海津大崎の桜にギリギリ間に合うかもしれません。お花見ライドなんて素敵な企画じゃないですか!全く断る理由がありません。


行きます!行きますとも‼︎


という事で、お花見ライドに集まったのは、ガッチさん、クボさん、FuGさん、私の4人。

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ガッチさんは、1日で北湖を2周する強者です。
こんな言葉があるか知りませんがキタニ?
(北湖2周なんて車でもキツイわ)

クボさんは、前回自転車に乗ったのが半年前のキタイチ。ってことはキタイチ専門家です。

FuGさんは、カーボンフレームのウィリエール グランツーリズモに、フルクラムR3という羨ましい仕様。私とウィンドブレーカーがお揃いでした。


職場メンバーでのライドに参加させてもらうのは、今回が初めてです。一体どれくらいのアベで走るのか…ガッチさんの事だから、30km/h以上も覚悟しないといかんかも。


朝8:00
琵琶湖大橋北詰のローソンからスタートです。

天気は快晴、無風。気温は一桁台で少々寒いですが、こんな日はそうそう無いよ!ってぐらいの自転車日和です。

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長命寺から近江八幡国民休暇村へ抜けるプチ山岳コースへ。

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あー、ガッチさんアタック開始!

長丁場のビワイチ・キタイチでは、休暇村のアップダウンを避けて、大中町方面の平坦ルートを走る人も多いんですが、いきなり山道攻めてます。

…ハードなキタイチになりそうだ。



この後、何度かコンビニで休息を取りながら、道の駅「湖北みずどりステーション」に到着。
ここに着く頃には、皆のペースも少しずつ分かってきて、4人のトレインも徐々に決まってきました。

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みずどりステーション名物の戦国いなりGETです。早い時間帯で売り切れになる程の人気商品で、どんどん売れてこの日も残りわずかでした。
早めの昼食を済ませて、賤ヶ岳方面に向かいます。



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クボさんは半年振りのライドにも関わらず、漢気を見せてガンガン引いてくれます。びわ湖のほとりは冷んやりとした空気で、走ると涼しいを通り越して、少し肌寒いくらいです。



さて、ここでビワイチの鉄則

賤ヶ岳トンネルと藤ヶ崎トンネルは絶対に旧道を通れ

どちらも国道8号線のトンネルですが、ビワイチで危険なポイントとして有名です。

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まず、交通量が多くて車道を走るのは危険。しかも、歩道が非常に狭くて、自分のすぐ隣を大型トラックなどが猛スピードで走り抜けます。

特に藤ヶ崎トンネルは、ただでさえ狭い歩道が途中でクランク状になっていて、自転車に乗ったまま通るのも困難。

もし、歩道を踏み外して落車でもしたら…と思うとこの2本のトンネルを通るのは、絶対に避けるべきです。

しかし、ビワイチ初心者ほど、これらのトンネルを走ってしまいがちです。実際、私も初キタイチの時に両方のトンネルを通ってしまい、マジで死ぬかと思いました。



ということで、安全な旧道の賤ヶ岳隧道へ向かいます。この辺はびわ湖畔から離れているせいか、急に暑くなってきました。やっぱり水辺って涼しいんですね。

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賤ヶ岳隧道は照明が少なくて真っ暗。古戦場跡という事もあって、別の意味でちょっと怖い…


個人的にビワイチで一番好きなポイントが、賤ヶ岳隧道までの山道と、隧道を抜けた後のこの眺望です。

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いつもなら先客がいて、写真の撮り合いが出来るんですが、残念ながら今日は誰もいません。



さて、
ビワイチ休憩ポイントとして割とメジャーな塩津浜のローソンで休憩中、ガッチさんが「近道があるからそっち行きましょう。ちょっと激坂ですけど。


え、なに?最後 聞き取れませんでしたけど。

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やっぱりかww


いやまぁ、確かに近いんですけどね。




桜の名所、海津大崎はもうすぐです。




後編に続く




ぼんてんまる


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はいどうも、ぼんてんまるです。


昨年末からの目標だった伊吹山ドライブウェイヒルクライムが終わりました。

目標をなくした喪失感でしょうか?

最近、完全にボケてます



初レースを経験して、色んな気付きがありました。
そこで、ひとり反省会というか、次回に向けての抱負というか、振り返りをしておきたいと思います。


早く出発して近くの駐車場を確保する

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6時過ぎには家を出発したんですが、予想を上回る混み具合で、受付会場からかなり遠い駐車場に回されました。前日受付を済ませていたので、直接スタート地点に向かっても良かったんですが、レースだけじゃなくイベントそのものを楽しむには、ブースで掘り出し物を探したり、他の参加者のバイクを見たり、色んな人と会話したりしたい。

受付会場に近い駐車場に停めれた方が、便利ですよね…きっと。



オーバーペースに気をつける

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同行してくれたかまちくんからレース前にアドバイスされてました。

・スタート前にサイコンのリセット忘れない
・スタート直後のハイペースに乗らない
・滋賀県の看板が見えるまではペースを抑える
・後半にキツイ上りがあるから温存しておく
・とにかくマイペースを忘れないこと!

サイコンリセットはともかく、ペース配分の事しかアドバイスされていないにも関わらず、ちょっとした事でスイッチが入ってしまいました。

入門用バイクで高級バイクを追い抜く快感に我を忘れてガンガン行ってしまった。


特に…
・チェレステカラーのBianchi
・カーボンディープホイール
・コンポがデュラエース


このキーワードには、異常に闘志を燃やしてしまった様な気がします(←単なるねたみ)


スタート直後こそ意識してペースを抑えていましたが、スイッチ入ってから中盤まで完全にオーバーペースでした。

伊吹山ドライブウェイは前半が緩めですが、中盤〜後半にかけて徐々に斜度が上っていく感じなので、前半に無理すると中盤以降かなりツラくなります。



安全走行を忘れない

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レース以外で2回の落車現場に遭遇しました。どちらの落車も怪我をされていて救急車が出た様です。

レース中は上り坂という事もあって、速度もそれなりですが、一般道移動中やレース後のダウンヒルで落車すると、かなり危険だということに改めて気付きました。

レースというイベントの雰囲気に舞い上がってしまって、うっかりしてると、慣れない場所、知らない道を走っているという事を忘れがちです。

人気イベントとはいえ、事故が増えれば、次回以降の開催にも影響するかも知れません。沢山の自転車が集まるので、他の自転車の動きや、路面状況の変化に普段以上に気を付けて安全に走ること。


レースを終えて家族の元に無事に帰ることが何より大切だと思います。



以上、反省会&次回に向けての抱負でした。




ぼんてんまる

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